宅配買取のデメリット

宅配買取には当然メリットがあるわけですが、その裏にはデメリットもあるのです。せっかくなので、メリットもデメリットも両方とも知っておくというのが良いかと思われます。

【時間がかかる場合がある】

宅配買取における最大のデメリットといえば、買取代金を得ることが出来るまでの時間がかかるということです。たとえば、宅配買取の場合、店頭に届いてから査定が終わって入金されるまでの期間が4日くらいかかるとしましょう。そうなると、店頭に届くまでの時間もそれにプラスされるわけですから、長ければ1週間近くかかってしまうこともあるのです。そのため、振込みがされるまでの期間についてはある程度の余裕がなければなりません。もしこれが店頭への持込になるとしたら、即時の査定、そして換金が実現するのです。こうしたところがデメリットとなるわけで、宅配買取の場合だと、どんなに早いお店であっても数日間はかかると見ておく必要があって、お金をすぐに手にしたいという場合にはあまり向いていないのです。

【サービスを受ける場合には一定の点数が必要】

宅配買取において、何かしらのサービスを受ける場合には、最低でも数十点の品が必要になってくることもあります。仮に1点だけだとした場合、さすがにそれをダンボールに入れて送るというサービスをしてくれるお店も少ないのではないでしょうか。送料の負担は大体お店がしてくれるわけですが、点数が少ないのにも関わらず宅配キットを送っていると、当然お店はそれだけでも赤字になってしまいます。それこそ、買取が成立しなかった場合には送料を負担してくれるところもある中で、小さな点数の買取に対して細かなサービスを行うわけにはいかないのです。例外として、希少なものに関しては買取を1点からしてもらえることもありますから、チェックはしておくと良いでしょう。

【査定額について】

宅配買取の場合、実は思った以上に低い金額が出ることが多いです。たとえば、店頭買取であれば、その理由を聞くことが出来るようになります。この金額に関しての知識を身に着けることが出来れば、次回の買取に対しても策を練ることが出来ます。ですが、宅配買取の場合は仮に値段が低くても、その理由について聞くことが出来ないところがあるのです。仮に想像以上に良い金額がついた場合には何も言うことはないと思われますが、かといって品物を返してもらおうと思ったときには、送料がかかるということで結局買い取りに応じなければならないというケースもあるのです。そして、買取金額は1点ずつの金額を教えてくれるというわけではなくて、全体の金額としての提示をしてきます。ですから、店頭に持ち込む時には1点ずつの金額を見ることも出来るのですが、宅配買取に関してはそれを見ることが出来ません。

こういったデメリットが宅配買取にはあるのですが、これらの点をしっかりと理解できているのならば、失敗する可能性も低くすることが出来るはずです。