店頭買取のデメリット

店頭買取というのは、文字通り店頭で商品を買い取ってもらうことが出来るものです。この店頭買取のメリットを紹介しましたが、当然のようにデメリットもあります。では、そのデメリットについて紹介します。

【店舗が少ない場合がある】

店舗型のお店というのは、そこにあるだけでお金がかかります。つまりは常にそのお店自体がなくなってしまうリスクがあるということです。そして、買取をするジャンルそのものがメジャーなものであれば、続いてくれることもありますが、そうはいかなくて、すぐに閉まってしまうこともあるのです。つまりは、店舗そのものが少ない場合もあり地方、または都会の一部の場所にしかない場合があるということです。さらには地方にある場合は距離もありますし、交通費もかかるため、買取に行ったはずなのに、損をしてしまうというケースもあるのです。

【持込が大変になることも】

店頭買取というのは、文字通りそこに商品を持っていくというものです。ですから、商品が1つや2つくらいならばまったく苦にはならないでしょうが、商品の数が多ければそれだけ大変になってきます。たとえば、本を数冊売るというのであれば特に何も手間はかからないのですが、ダンボール1つ分くらいに本があるという場合、持っていくだけでも大変な手間になってしまいます。

【混雑することによって】

また、休日は混雑することも十分に考えられます。これは店舗の数が少なければ当然起こる可能性があるもので。そして、たくさんの品を持ち込んだ場合には、当然査定が終わるまでの時間がかかる可能性があります。さらに、時間がかかったのにも関わらず、買取の金額が低いという可能性すらあるのです。だからといって、近くのリサイクルショップに持っていくと、有名なものは高価で買取をしてもらえますが、売れないものも存在します。

【レア物に対する扱いが悪い場合がある】

店頭買取を行ってくれるお店というのは、大体の場合は大きなチェーン店になります。もちろん、中にはマイナーなもの、あるいはレア物を買い取ってくれるところもあるのですが、多くのお店ではレア物に対する扱いが悪いことが多いです。また、販売自体はレア物ということで高額な品であっても、いざそれを持っていくとたくさん在庫があるということで、安く買い叩かれることも多いです。もちろん、高く買い取ってくれるところもありますが、多くの場合は大手ならではの基準のようなものがあって、元値が高値でなければあまり高値で買取をしてもらえるということはないのです。

【査定額が低くなることがある】

そもそもお店を維持するのには維持費がかかります。ですから、売れないものに対してはお店はかなり低い額をつけてきます。高価買取と書いてあっても、本当に高く買取をしてくれるのは一部の品ということになります。ですから、全体的に査定額が低くなる可能性があることも頭に入れておきたいところです。

買取をすぐにしてもらえるというメリットはあるのですが、こうしたデメリットもあるのです。ただ、査定をしているところを見ることが出来るということもあって安心感を得ることが出来るところもあるため、とにかく金額に関わらず処分をしてしまいたい、どこかに用事に行くと言う人にとっては良い方法になるのかも知れません。